9年7ヶ月

振り返ってみたら、このブログの一番最初の記事は2009年4月8日、滝沢歌舞伎の話だった。

ヒプホを抜けたのかどうかという時期で、その前後はまあまあセンシティブな文章も多いなあなんて思う(けど、だいぶ経ってからあれはマイク持ちたくないという型破りすぎる理由で自ら抜けたのだとわかって正直爆笑した)。わたしはと言うと、降りる決意は固まっていたけどまだ周りに言えずにいた頃。この1ヶ月後に担降りすると初めて人に伝えました。


あれから9年7ヶ月。
このブログの主人公である、当時わたしより背の低かった少年は、183cmの美しい青年になって、13年生きたジャニーズの世界からまもなく旅立ちます。


途中からツイッターも始めたけど、やっぱりこのブログが美勇人担としてのわたしの原点というか、見てきた時間が詰まっている一番大事な場所。最後の2年間はあんまり書けないままになってしまったけどそれでも、我ながらよく続けたなあと思ってます(笑)自画自賛するスタイル。

わたしは、美勇人くんの言葉でひとつ印象に残っているものがあって。それは謎クリエオーラスの最後の挨拶でぼろっぼろに泣きながら言った「だいすきです。おうえんしてください」という言葉。これを聞いて、何をすれば応援になるのか応える方法や自分にできることがわかんないなあと思って、だからせめてここに書き続けることはやめないでいようと決めました。美勇人くんがアイドルとして歩いてきた道を少しでも言葉にして残し続けられたらいいなと。だから、一旦終着点を迎えるこの時まで続けられてよかったです。


きっとこれが最後のブログになるのかな、なるんだと思う。ほんとはもっとこう、美勇人くんの振り返りだったりこの1年の感情についてだったり、丁寧な文章を書ければよかったのかもしれないけど、もう自分の中で気持ちや考えの整理はついているのでそこには触れずにいます。ただ、ブログとはきちんとお別れがしたかったので最後に書きました。

9年7ヶ月、ありがとうございました。
おつかれさまでした、わたしへ。





美勇人くんが、今日も明日も1月からも、元気に楽しく生きていればいいなあと思う。
世界は広いから、どこへだっていけると思う。
きっとジャニーズはきみの全てじゃないから。
新しい世界へ、いってらっしゃい。