13th Anniversary

14年目の君へ






みゅうとくんのアイドルとして生きてきたその長い時間のうちちゃんと見てこれた期間は限られるけど、みゅうとくんに対して「推されている」と感じたことはほとんどないなあとぼんやり思う。全くなくはない。ジュニボ〜ヒプホ期、M誌に3連続ソロで載った時期、セクファミ期とかは新しい風が吹いてた。あとそれ以上に仕事が詰まっていて忙しい日々もたくさんあった。でもその忙しさは大体バック要員としてだったり掛け持ちをしていたからで、推されているより「必要とされている」に近かった気がする。まあ、掛け持ちをさせてもらえていたこと自体が何よりの特別扱いだったけど。掛け持ち期のことを社畜という言い方する人も見るけど、わたしはたくさんのスタッフやメンバーの協力と支えの元、掛け持ちを「させてもらってた」と思ってる。

みゅうとくんはこれまでどんな環境にあっても、その場所でちゃんと咲いてきた。マイクを持てず雑誌にも全く載れないという時期もあったけどその時だってダンスの実力をもって無所のセンターは譲らなかった。どのユニットや括りに入っても柔軟に自分を変えたり必要なスキルを努力して身につけて、どうやったらここで輝けるのかを考える人。そしてそれを形にし続けてここまできた。
この世界のそれなりの前線で13年間生き残ってきたのは、必然だったとわたしは思っている。意志と努力と、付随する人気という結果。みゅうとくんは推されたというよりは、推させた、人なんじゃないかなあと。与えられる以上に掴みにも行った。行かなきゃ得られなかったものも少なからずある気がする。



だからもう、これからのことも、任せるしかないと思ってる。
不可解すぎる現状は全貌も着地点も全く見えないけど、この事態に至るまでにみゅうとくんもしくはLove-tuneの能動的な行動が1つも噛んでないとはさすがに思えないし、彼らの手繰り寄せる未来を見守るしかない。迷路に迷い込んだみたいな状況を抜け出してくれるのを待つしかない。各々が望む世界を声に出して届けながら。

考えて、動いて、多分時にはいろいろ抗って、自分を磨いて悩んだりもしながら、13年走ってきたみゅうとくんだから。いろんなものを手にして、時にはその手からこぼれ落ちもしただろうし、それでも13年、アイドルでい続けてくれるみゅうとくんだから。たどり着く先はもう、君に任せるよ。背中を押す準備はいつでもしてる。なかなか姿が見れないからって離れることもない。待ってていい限りは、ずっと待ってる。



どうか幸せであれ。アイドル14年目の君へ。